コンポジット構造バットの解析

 コンポジットの定義は メーカーによって違いが
あるので ここでは1本のバットにFRPカーボンと
超超ジュラルミンの2種類の素材が使われているバット
ということにしましょう で2パターンあります
1つは グリップ部がカーボンで打撃部がジュラルミン
で真ん中で接合されているモデル
もう1つは 2重管 3重管なんて言われる カーボン
ジュラルミンが何層にも重管構造になっているモデル
 そして 重管構造モデルはソフトボール用バットから
の流用であり 硬い革ソフトボールを遠くへ強い打球を
打つためにバット自体がインパクトの瞬間にたわむ そして
もとにもどるトランポリン効果で強くはじき返すという
モデルである これは 実は ルイスビルのカタリストと
同じで 確かカタリストは4重管構造「カーボンだけの」
 軟式ボールの場合 バットより ボールの方がやわらかく
バット自体のトランポリン効果が期待できないので
宝の持ち腐れになってしまうのです 
 「軟式ボールがやわらかい」ことが打撃でも守備でも
軟式野球を奥深いゲームにしているのです